北海道・小樽を拠点に活動する陶芸家・戸塚 佳奈さん。
静謐な表情を湛えた器を、一つひとつ丁寧に生み出しています。
土と釉薬が重なり合うことで生まれる深い色合いと、手にすっと馴染む造形。
その佇まいには、小樽の古い街並みのノスタルジックな気配や、
冬の日のきりりとした冷たさ、真っ白な雪の清らかさが映し出されているようです。
日々の暮らしにそっと寄り添い、使うほどに愛着を深めてゆく作品です。
「台皿」は、高台がもたらすわずかな高さによって、料理をより一層引き立ててくれる器です。
特別なひと皿としてはもちろん、アクセサリーや小物を置く台としても使え、
暮らしのさまざまな場面に寄り添います。
盛り付ける料理や飾るものを主役にしながら、器そのものも景色を豊かにしてくれる一枚です。
ー 器のお取り扱いについて ー
陶器は使っていくうちに色が染みこみ独特の味わいや趣が生まれてきますが、においやカビなどが発生してしまうこともありますので、以下をご一読ください。
・簡単な防水加工として食用の椿油を塗布してありますので、一度洗剤で洗った後そのままお使いになれます。
・器への染み込みを防ぐために、長時間入れっぱなしにせずに使い終わったならなるべく早めに洗ってください。
・毎回のご使用前に水に浸して水分を含ませてから盛り付けることをおすすめ致します。
・汚れがこびりついてしまったら、重曹やメラミンスポンジで洗うか薄めた漂白剤に付け込んでください。
・ご使用後は食器洗浄機ではなく手洗いをし、しっかり乾燥させてから収納してください。
・電子レンジにはお使いいただけますが、直火とオーブンは避けてください。
・花器やピッチャー類には、食器用の水漏れ防止剤を使用しております。
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・貫入のうつわについて
本焼きの後に陶器表面のひびにとう渋を染め付けております。
とう渋はどんぐりのへタから抽出したタンニンが多く含まれたものです。
酸に弱い性質なので、酢の物やフルーツなど酸味の強いものにお使いになられると色抜けする可能性がございます。
漂白剤のご使用や水に長時間付け込むことも色抜けの原因になります。
色抜けしてしまっても、うつわとしてのご使用に問題はございません。
※手作業での作品の為、サイズ、色味や表情に個体差がございます。
※光の加減や、ブラウザによって色味などが違って見える場合がございます。
※掲載作品の画像は例ですのでお届けの作品とは別の個体となる場合がございます。
-SPEC-
Artist : 戸塚 佳奈
サイズ | 約Φ160mm×H25mm |
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材質 | Ceramic |
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生産地 | Made in japan _ Hokkaido |
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お取扱いについて | 電子レンジ:⚪︎ / 食洗機:× / オーブン:× |
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- 戸塚 佳奈 -
2005年 沖縄県で工房勤務
2007年 北海道・小樽市にて築窯、陶芸を独学する
2010年 作家活動を開始