静岡県の伊豆・修善寺にて作陶される二階堂 明弘さんの作品。
使い手とともに時を重ねることで、少しずつ色合いや表情を深めていきます。
土そのものの質感を感じながら、日々の食卓や空間の中で育まれていく存在です。
玉殻(ぎょっかく)は、二階堂さんの代表的なシリーズのひとつ。
花器、碗、ボウル、片口、徳利──さまざまなかたちで展開されています。
微細な凹凸と起伏が生む質感は、高みには淡い光を宿し、
沈んだところにはさざ波のような陰影を秘めます。
光と影が織りなす網目のような表情は、角度を変えるたびに移ろい、
モノトーンの中に豊かな肉感を漂わせます。
料理や花を引き立てるだけでなく、それ自体が空間に静かな存在感を放つ
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そんな器の美しさを、日々の暮らしの中で感じていただけます。
※光の加減や、ブラウザによって色味などが違って見える場合がございます。
※掲載作品をお届けします。
-SPEC-
Artist:二階堂 明弘
Size | 約φ65mm×H35mm |
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Material | Ceramics |
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Production | Made in japan_Shizuoka |
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お取り扱いについて | 電子レンジ:× / 食洗機:× / オーブン:× / 直火:× |
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- 二階堂 明弘 -
1977年 札幌生まれ。
1999年 文化学院芸術専門学校陶磁科を卒業、2001年独立
2010年 より「陶ISM2010」企画・開催
2011年 の震災で「陶ISM2011」を中止し、仮設住宅に直接、
陶芸家のうつわを届ける「陶ISMウツワノチカラProject」を開始
「次世代のEnergy」(益子陶芸美術館メッセ・茨城県立陶芸美術館共同展 2013年)、現代陶芸展「現象」(茨城県立陶芸美術館 2014年)、個展「侘びと今」(ニューヨーク・Globus茶室 2015年)、茶の湯を通し日本文化を表現する「侘びと今 -輪-」(ニューヨーク各所 2016年)、「1月と7月」にて個展(パリ 2018年)。2019年「侘びと今 -散-」をニューヨーク各所で開催。
年10回ほど個展を開催し、ニューヨーク、パリ、ロンドン、台湾、香港、北京、上海など海外でも多数開催している。